自然に溢れ、広大な平原地帯が印象的な西ハイラル地方。そんな西ハイラル地方の北側はハイラル丘陵と呼ばれ、標高の高い複数の山や丘が連なっています。
そんなハイラル丘陵のふもととなる街道沿いには、広範囲にわたり浅い水で覆われたチナガレ湿地帯が広がっていて、普通の草原とはまた違った景色を堪能できます。
チナガレ湿地帯はここが見どころ!
反射する日の光が美しい水面

湿地帯とは、豊富な水分によって地表全体が水に漬かっている地域を指す言葉ですが、その名の通り、チナガレ湿地帯もかなり広範囲にわたって水に覆われています。深さは一般的なハイリア人の膝下ほどで、歩き回るには少々苦労するかもしれません。
しかしその水はかなり綺麗で透明度も高く、植物だけでなく、ゴーゴーガエルやハイラルバスなどの生物も多く生息しています。周囲から流入する水が少ない湿地帯は、土壌や植物によって自然に水がろ過され、透明度が高くなるそうです。
その水面は日の光をキラキラと反射するほどで、天候に恵まれていれば、周囲の草や木を映し出すような幻想的な風景に変化します。足元が濡れるのが嫌であれば、外側の小高い丘から見下ろすのもいいでしょう。

太陽の昇る日中はもちろん、辺り一帯がオレンジ色に染まる夕暮れの時間帯もオススメ。水の美しさだけでなく、周囲に立ち並ぶ不思議な形の木が影になって、光と影のコントラストを演出してくれます。
これだけ草原地帯の多い西ハイラル地方において、なぜここだけ湿地帯になっているのか、理由は定かではありません。しかしよく見ると、このチナガレ湿地帯には、すぐ西のセレス平原から続く涸れた川の跡が確認できます。
もしかつてセレス平原に川が流れていたのだとすれば、このチナガレ湿地帯は、巨大な湖の跡だったのではないかと考えられます。はるか昔には西のローム山から水が流れ、セレス平原、湖だったチナガレ湿地帯、東の終焉の谷を通り、ヒメカミ川までつながっていたのかもしれません。
まるで巨大なキノコのような、不思議な形の樹木

チナガレ湿地帯を訪れて真っ先に目に入るものといえば、まるでキノコのような形をした樹木の数々に他なりません。このような形状の木はハイラル丘陵にしか生えておらず、ハイラル全土で見ても珍しい種類のようです。
調べてみるとこのような形の木は竜血樹(りゅうけつじゅ)と呼ばれるらしく、刃物で傷をつけると、竜の血のような樹液が流れることから名づけられているそうです。ここの木が同じ特性を持っているかは定かではありませんが、「チナガレ」という地名はこの「血流れ」からきているのではないかと思われます。
辺り一帯を覆い尽くすほどの竜血樹はなんとも神秘的で、下から見上げると植物の力強いエネルギーを感じます。ただ、竜血樹の枝は絡みつくように密集しているので、ちょっと見た目が苦手…と感じる方もいるかもしれません。

湿地帯というだけあって水は豊富であり、土壌にも栄養が蓄えられているからか、中には10メートル以上にまで成長した竜血樹もいくつか見られます。何かしらの手段が必要にはなりますが、大きく広がった枝の上に乗ることができれば、また下からとは違った景色を眺めることもできるでしょう。
また巨大な竜血樹の頂上付近には、たまにゴーゴースミレが咲いていることもあります。ゴーゴースミレは本来切り立った崖や岩場に咲くことの多い花ですが、他の木にまで根を下ろして共生している様子は珍しく、見つけられたらラッキーかもしれません。
基本情報
| 名称 | チナガレ湿地帯 |
| エリア | 西ハイラル地方 |
| アクセス | 新マリッタ馬宿とタバンタ大橋馬宿をつなぐ街道の中間地点から北 |
| 備考 | 魔物の出没報告あり 湿地帯のため、足元のぬかるみに注意 |
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