ハイラル王国の北西部に位置するタバンタ地方は、深い渓谷や荒々しい山岳地帯が印象的な地域で、その最西端にひっそりと隠れているスポットが竜骨沼と呼ばれる沼地です。
そこは茶色く濁った底なしの沼が広がっているだけでなく、今のハイラルでは考えられないほど巨大な生物の骨が残されており、その正体は未だ謎に包まれています。
竜骨沼はここが見どころ!
本物の竜を想像させるほど巨大な生物の骨

竜骨沼を訪れてまず目に入るものといえば、間違いなく地面に埋まった巨大な生物の骨に他なりません。今のハイラルにもヒノックスやグリオークといった大型の魔物は生息していますが、ここの骨の大きさはその比ではなく、もはや小さな山に匹敵するレベルといっても差し支えないサイズです。
学者にとって貴重な研究対象…と思いきや、今のハイラルに骨の正体に関する資料は残っておらず、数年前から調査は特に進んでいないようです。竜骨沼はバメの丘のふもとを抜けた奥まった場所にあるので、人が立ち入りにくいのも理由に挙げられるかもしれません。

「竜骨沼」という地名の通り、はるか昔のハイラルにはこれだけ大きな竜が生きていたのか?と想像させますが、実は竜骨とは古代哺乳動物の骨の化石全般を指す言葉で、「竜の骨」を裏付ける言葉ではありません。
竜骨沼に残された骨は主に背骨とあばら骨で、頭部や腕、足、しっぽなどの骨は見当たらず、これだけではどのような生物だったのか特定も難しい状態です。とはいえやはりこの大きさは規格外で、もしかしたら本当にかつては竜が生きていた可能性も十分あり得るのではないかと思います。

タバンタ地方はこの竜骨沼の他にも、山頂が真っ二つにひび割れたクーホ山や、巨大なくぼみが複数存在するギサのクレーターなど、自然に生まれたにしては不可解な地形がいくつも見られます。
この巨大な生物が今から何年前に生きていたのかは定かではありません。しかし、もしこれだけ巨大な竜が生息していたとすれば、周囲の地形を変化させるほどの影響力を持っていたとしても不思議ではなさそうです。
近づくには危険な茶色く濁った底なし沼

巨大な骨の化石を一目見るだけでも価値のある竜骨沼ですが、周囲を散策する際に気をつけなければならないのが、茶色く濁った泥水の底なし沼です。一度足を踏み入れたが最後、自力での脱出は困難なほど沈み込んでしまうため、極力近づかない方が賢明でしょう。
底なし沼とは本来、低地や谷間など水の集まる場所につくられることが多く、地下水の供給過多や排水不足によって形成されます。全体的に乾燥しており、岩場の多いタバンタ辺境において、これだけ大きな沼地が広がっているのはかなり珍しいといえます。

タバンタ地方はすぐ北に雪の降り積もるヘブラ山脈がそびえており、そこの雪解け水が地下水となって供給され、沼の形成に影響しているのかもしれません。また、巨大な生物の死骸が分解されることで土壌が柔らかくなり、土の性質を変えることもあるそうです。
竜骨沼の巨大な骨は全体の半分近くが地面に埋まっていますが、これは長い年月をかけて砂や土が積み重なっただけでなく、周囲の柔らかい土壌によって骨が少しずつ沈んでいったのではないかと考えられます。
恐らく骨の沈殿は今も進んでおり、遠い未来に完全に埋もれてしまう可能性も高いのかもしれません。
基本情報
| 名称 | 竜骨沼 |
| エリア | タバンタ地方 |
| アクセス | リトの村入り口の街道を西に進み、さらにバメの丘の先 |
| 備考 | 底なし沼に落ちないよう注意 |
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