ハイラルの北西に位置し、万年雪の降り積もるヘブラ山脈。生半可な服装では凍えてしまうこの地域は、寒さに強いリト族ですら滅多に立ち寄らないほど厳しい環境に置かれています。
しかしそんなヘブラ山脈には、三大秘湯と呼ばれる3つの天然温泉が存在しており、ヘブラ山西岳のふもと、クムの地にはクムの秘湯が隠されています。
クムの秘湯はここが見どころ!
雪原を眺めながらゆったりくつろげる秘湯

クムの地は地図で見るとリトの村の北、ウッコ池を越えた先に位置しますが、そこに至るまでの道は整備されておらず、その西のヘブラ山西岳を登り、北からぐるっと回り込むように向かわなければたどり着けません。
ヘブラ山脈は雪の降っている日が大半であり、リト族の羽毛で作られたような防寒着がなければ、その寒さで移動すらままならないでしょう。また、雪山には集団で狩りを行うセツゲンオオカミや、圧倒的な力を誇るコウテイヒグマも生息しているため、装備品には気を配る必要があります。
しかし、クムの地の南側には小さな水場が広がっていて、それこそがヘブラ三大秘湯の1つ、クムの秘湯になります。青緑色に輝く温泉は見た目も美しく、遠目からでも立ち上る湯気がその温かさを示してくれています。

温泉のお湯は熱すぎず、ハイリア人が気持ちよく入れる温度で、冷えた体を温めるには最適といえます。水深はやや深く、中央付近は成人男性でも足が届かないほど深いので、うっかり溺れないように気をつけましょう。
のんびりとお湯につかりながら見渡すヘブラ山脈の雪原はまさに絶景で、天候に恵まれていれば、これまでの苦労も吹き飛ぶほどの癒しを味わえます。トリのタマゴを温泉に浮かべてゆでタマゴを作るのもオススメです。
ちなみに温泉の近くには木と布でつくられた簡易的な物置があり、わずかながら薪の束と火打ち石が備えられています。せっかく温泉で温まった体が湯冷めしないよう、焚き火で濡れた体をしっかりと乾かすのも大切です。
源泉の奥の特殊な環境でつくられたキノコの洞窟

クムの秘湯の源泉は南側にあり、谷のように狭まった場所を奥に進むと、温泉が滝のように流れ出ています。少々見つけにくい場所にあるので、訪れる際は近くに設置された松明を目印にするといいでしょう。
そしてこの源泉の先には薄暗い洞窟が隠されていて、クムの源流洞窟と呼ばれています。このような洞窟はハイラルを襲った天変地異に伴って生まれたもので、数年前には発見されていませんでした。
同様の洞窟は現在ハイラル各地に点在しており、そこまで珍しいものには思えないかもしれません。しかし、クムの源流洞窟は最深部に水晶のような石で囲まれた不思議な空間があって、一部の旅人からは「聖地」とも呼ばれているそうです。

このように光り輝く洞窟はハイラル全体で見ても珍しく、他に似たような場所は今のところ見つかっていません。厳しい環境の中にあるクムの秘湯の、さらに洞窟の奥という険しい道のりではありますが、それでも一度訪れる価値はある美しさです。
なぜこのような空間が生まれたのか理由は不明ですが、温泉の近くは地下の熱活動が活発で、水晶を形成するのに適した環境になりやすいといわれています。温泉水が洞窟内の鉱物と相互的に作用したのだとすれば、やはりこの地域だからこそ実現した秘境といえそうです。

また、これら水晶の付近には様々な種類のキノコが生えており、自由に採取が可能です。アカリダケやヒンヤリダケのみならず、本来は切り立った崖などに生えるゴーゴーダケ、土の中で育つマックストリュフまで自生しており、特殊な環境であることを裏付けています。
基本情報
| 名称 | クムの秘湯 |
| エリア | ヘブラ地方 |
| アクセス | リトの村からヘブラ山西岳に向かい、ウッコ池沿いに北東 |
| 備考 | 気温が低いため防寒対策が必要 |
アクセスマップ

クムの秘湯の周辺スポット



