温暖な気候であり、緑豊かな山々が印象的な西ハイラル地方。しかしそんな西ハイラル地方において、北ハイラル平原と西ハイラル平原を分かつような亀裂は終焉の谷と呼ばれており、ゴツゴツとした岩肌が剥き出しになっています。
普通の切り立った岸壁ではなく、左右から突き出たような岩の造形は非常に特徴的で、自然の雄大さと力強さをダイレクトに感じ取れます。
終焉の谷はここが見どころ!
雄大な岸壁を見上げる谷底からの景色

終焉の谷はハイラル城下町から街道を西に進み、カロク橋を渡ってヒメカミ川を超えた先にある大きな谷の名称です。なぜ「終焉の谷」という物々しい地名が付けられたのかは不明ですが、その谷は、まるで大地が左右に引き裂かれたかのような形をしています。
谷の入り口は街道を西に少し逸れたところにあります。緑豊かな西ハイラル地方において、ここら一帯に限っては草木がほとんど枯れており、地面も岩と砂が混ざったような硬さがあります。魔物の出没も報告されているため、探索するには注意が必要です。
最大の特徴は、やはり左右に突き出した岩山の数々。その岸壁はまるでトンネルのようでもあり、岩の形が生み出す複雑な光と影のコントラストは、神秘的かつ雄大な美しさを演出してくれます。

終焉の谷の西側は、北ハイラル平原と西ハイラル平原をつなぐ街道と重なっていて、頻繁に旅人や行商人も往来しています。こちらは魔物の生息数も少ないため、安全に散策することができるでしょう。
谷がつくられる主な理由は河川の浸食が挙げられますが、この終焉の谷に水は流れておらず、谷底に小さな沢が確認できる程度です。川と直接つながっていないので、雨水や地下水が蓄えられているのではないかと思われます。

終焉の谷からさらに西に位置するローム山は、山頂近くから豊富な水が滝のように湧き出ていますが、その水はふもとまで流れてきておらず、池のように1ヶ所にとどまり続けています。
ローム山ふもとのセレス平原に涸れた川の跡が残されているのを考えると、この湧き水もかつてはローム山からセレス平原やチナガレ湿地帯を経由し、終焉の谷を通ってヒメカミ川へ流れていたのかもしれません。
谷の上から見下ろす神秘的な景観

終焉の谷で見られる突き出た岸壁は、下から見上げるだけでなく、上に乗ることもできます。谷底から険しい岩場を登るのは現実的ではないので、まずは街道沿いに新マリッタ馬宿まで行き、そこから南下するのがもっとも手軽でしょう。
崖の上から見通す景色はまさに壮観で、まるで大地が口を開いているかのような、終焉の谷の岩肌をじっくりと一望できます。天候に恵まれれば吹き抜ける風も気持ちよく、ついつい時間を忘れて見入ってしまうほどです。

夕暮れになれば、赤く染まった日差しが岩肌に反射し、終焉の谷全体がオレンジ色に染まるので、そちらを目当てに訪れるのも一興でしょう。時間が合わない場合も、近くの馬宿で暇を潰しやすいのがありがたいところです。
ただし、終焉の谷はほとんど人の手が加えられておらず、自然につくられた形をそのまま残しています。柵や滑り止めなどの整備もされていないため、特に雨の日は足を滑らせないよう注意しなければなりません。
基本情報
| 名称 | 終焉の谷 |
| エリア | 西ハイラル地方 |
| アクセス | ハイラル城下町から街道沿いに西方向、新マリッタ馬宿の南 |
| 備考 | 魔物の出没報告あり |
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